フィリピンでビジネスをする人が絶対確認するべきビザのまとめ

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アジア進出の足掛かりに・・・とビジネスでフィリピンへの進出を考えている実業家や会社も多いのではないでしょうか?

フィリピンでビジネスを始める際、最初にクリアしなければいけない事、それはビザの取得です。

この記事ではフィリピンのビザの種類やそれぞれの特色などを解説しています。フィリピンビザの特徴を理解し、最速、最短でビジネス、投資を立ち上げましょう。

フィリピンのビザの種類

まずはフィリピンで発行しているビザの種類、更新期間、できる事を簡単に一覧表にまとめてみました。
下記の図をご参照下さい。

上記のように、ビザには、

・何日間滞在できるか?
・更新は必要か?必要ではないか?更新期限は?
・就労可能か?可能ではないか?

で様々な種類があります。

また、それぞれのビザの中でも、諸条件が様々あり、種類も多いので、何を取得すればいいのか?という点で迷われることも多いようです。

ビザと永住権の違いとは?

フィリピンのビザについて調べてみると、SIRVなどの期限があり、更新が必要とされているものを『永住権』などと言っていたり、また違うサイトでは、「SIRVは政府の公式発表では、永住権ではないです。」と言っていたり、情報が錯綜しているようです。
では『永住権』の定義とはどういうものでしょうか。

永住権とは?SIRVやSRRVを取れば永住権を取ったと言える?

「永住権」を辞書で検索してみると、『在留期間を制限されることなく滞在国に永住できる権利のこと。』とあります。

確かに日本の永住権をで考えると、更新期限はなく、一度取得してしまえば一部の特殊な職業を除けば職業選択も自由になり、永久的に日本で暮らすことができる『在留期限を制限されていないビザ』が永住権となります。
この点から考えてみると、フィリピンではQuota Immigrant Visaの取得だけが永住権を取得したことになり、更新期限があったり、一度取得しても条件が変われば剥奪されてしまうようなフィリピンの他のビザは永住権とは言えないということになります。

しかし、アメリカのグリーンカードも10年ですが更新しなければいけませんし、更新手数料を支払わなければ剥奪されてしまいますが、日本でも永住権と呼んでいますので、そう考えるとSIRVやSRRVも永住権に値するビザと言ってもいいかもしれません。

実はこのように国によっても永住権という定義は曖昧なので、永住権を取ることにこだわらず、ビジネスができるのか?職業選択や労働時間がある程度自由になるのかといった、自分にとって必要な権利を得ることができるのかという観点で、ビザを取得することをお勧めします。

ビジネスに関連するビザとその詳細

それでは次に、前述したSRRV, SIRV, 特別投資居住者査証、特別割当移住査証について、申請条件などの詳細を説明します。

SRRV 特別居住退職者査証

SRRVは Special Resident Retiree Visa の頭文字の略で、滞在日数に制限がありません。
また、SRRVの中でも3種類あり(SRRV Classic, SRRV SMILE, SRRV HUMAN TOUCH)諸条件もそれぞれ異なります。
ここでは、それぞれにおいての諸条件をまとめています。

SRRV Classic

年齢 35歳以上
諸条件 ・犯罪履歴がない

・政府指定の銀行に6か月以上の定期預金を行う事

→35〜49歳 50,000 USドル

 50歳以上 年金受給者 10,000 USドル

 50歳以上 年金不受給者 20,000 USドル

 こちらの資金はコンド購入など、他の投資への転換可能

年会費 360 USドル

 

SRRV Smile

年齢 35歳以上
諸条件 ・犯罪履歴がない

・政府指定の銀行に6か月以上の定期預金を行う事

    →35歳以上 20,000 USドル

 こちらの資金はコンド購入など、他の投資への転換不可能

年会費 360 USドル

 

SRRV Human Touch

年齢 35歳以上
諸条件 ・介護や療養を必要とすると認められること

・犯罪履歴がない

・政府指定の銀行に6か月以上の定期預金を行う事

    →35歳以上 20,000 USドル

 こちらの資金はコンド購入など、他の投資への転換不可能

年会費 360 USドル

SRRVは政府の指定する銀行へ、ある程度以上の預金を預ける事で取得できます。
『リタイヤメントビザ』とされていますが、年齢が35歳で取得申請が可能というのは、他国には見れない特色です。
ただし、銀行の預金がロックされたり、為替の影響などでこの金額の条件を下回ったりすると、再取得や更新が出来ない、などと言う事も考えられます。

就労が可能と言う事もあり、ビジネスでフィリピンへ進出と言う事を考えている方にとっても使い勝手のいいビザとなっています。

SIRV 特別投資家査証

SIRVは Special Investment Residence Visa の略で、1年ごとに更新が必要です。
(他国で言う『就労ビザ』はこのパターンが多い事でしょう。)
こちらのビザの特色は、申請者本人だけではなく、配偶者、子供たちにもビザが提供されるという点です。
取得条件等の詳細は下記となります。

年齢 21歳以上
諸条件 ・犯罪履歴がない

・フィリピン国内において75,000 USドル以上の投資を行っている事

 

こちらは、フィリピンに一定額以上の投資を行っている。という証明をすることで取得できるビザで、法人経営などで進出している方には人気のビザです。
特色として、配偶者、お子様などにも適用されるというのは、非常に大きなメリットとなる事でしょう。

特別投資居住査証

年齢 21歳以上
諸条件 ・フィリピン政府の指定する事業に一定額以上を投資する事
環境事業 - 50,000UDドル以上
スービック特別区 - 250,000 UDドル以上

 

こちらは、フィリピン政府が指定する特定の事業に対し、一定額以上の投資を行う事で発行可能なビザになります。
ただし、「政府の指定事業に投資をする」などの条件がある為、これからフィリピンで仕事をしたいという方には事業によって制限がかかることも考えられます。

どの様な事業が対象になるのか?などをしっかりと先に確認することが必要です。

特別割当移住査証 Quota Immigrant Visa

諸条件 ・5年に一度はフィリピンに滞在する事
・フィリピン国内の自身の口座に50,000 USドル以上の残高証明ができる事
・年間50名まで取得可能

 

こちらのQuota Immigrant Visaは前述した通り、日本でいう永住権に一番近いビザと言えるでしょう。
年間50名のみ取得可能という人数的な制限もありますが、SRRV,SIRVのようにフィリピン国内における預金保有条件などがなく、毎年のコストも約700円と驚異的なメリットがあります。

ただし、長期間手続きを政府自体が停止していた事などもあり、情報が交錯しています。
法人進出を使用と考慮している方であれば、こちらの取得が一番メリットが大きいと考えられますが、申請手続きなどにおいて、時間、手間が非常にかかる事は間違いないでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「フィリピンに法人進出を」という観点から必要なビザの書類と、その申請に関しての諸条件をまとめてみました。
上記を見てみると、SRRV, SIRVの取得が一番現実的な感じですね。

S DIVISIONホールディングスはフィリピンに本社を置く金融リーディングカンパニーです。フィリピンでのビザ取得についてのご質問や、ビザ取得のサポートをしてほしいというご依頼はこちらまでお問い合わせください。